華道・生け花は意外と身近だった!!
今、華道がアツい!
花を贈りたい。花を飾りたい。花と触れ合いたい。
現在競技かるた、薙刀、弓道が漫画など様々な日本の文化がメディア化している中、
今回は華道・生け花の魅力を伝えたい。
お花が好きな私が華道について少し触れていきたい。
花をかじった自分なりの解釈もあるので、ごめんなさい。
華道は、
茶道・書道と並び日本の伝統文化になります。私自身華道に触れ、四季を彩る花に美しさを感じ花を活けることでの精神の安らぎを感じた所存。
と言った少し堅苦しいイメージの文が似合う格式の高い物に感じちゃってますよね。
作法だったりを重んじる流派だったりもあるみたいですが、基本は気軽にお花に触れ、楽しみましょう!といった感じです。
メディアでも取り上げられている華道男子グループ「IKENOBOYS」など、華道・生け花も最近は結構日常に寄り添ってきているかなと思います。
花好きの男子としてはこういった活動はすごく嬉しい限りですね。
あとは「いけるちゃん」といったイメージキャラクター!ゆるキャラもいます。
そんな意外と面白い華道・生け花について少しまとめてみよう。
生け花にはそれぞれの個性、考え方がある流派というものが存在します。
流派とは家元をトップに受け継がれていく組織のようなもので流派の数は300以上と言われています。
有名どころをあげていくと三大流派の、池坊・草月・小原が挙がるでしょう。
他にも代表的な流派を紹介いたします。(ちなみに華道の祖である池坊には流はつきません。)
華道家元池坊
生け花の根源の池坊、各流派はこの池坊から派生したものである。
池坊には立花・生花・自由花があり、立花、生花はやはり伝統的なイメージは強いかもしれません。自由花に関しては立花、生花を基本にもできますし、幅広い生け花の楽しめます。
上記の「IKENOBOYS」は池坊のイケメン軍団です。
草月流
草月流は自由で斬新な流派になります。
比較的新しい流派で石やコンクリートをはじめとした異素材を多く使用しているところが特徴で、活ける人の個性を表現し、型もあるが、型にとらわれない流派。
現代アートのような作品が多いのも特徴です。
上記で登場した「いけるちゃん」も草月のキャラクターです。
twitterもあるので見てみてください
いけるちゃん【公式】いけばな草月流(@ikeru_chan)さん | Twitter
小原流
盛花という形の祖である小原流
時代の変化に合わせて洋風の住宅にとテーブルんお上に盛るように活ける型となります。
剣山を初めて使ったのもこの小原流になります。
嵯峨御流
阪急百貨店のディスプレイでよく見かける方も多いのではないでしょうか。
毎年数多くの方が足を止められていますね。
植物の貌(かお)という理念を基礎とし、より自由なスタイルが特徴
未生流
西日本には多い未生流は論理的に花を活けます。
花の長さや角度や配置などの寸法理論がきっちり決まっています。
その理論を元に昇華した現代に合わせた活け花も魅力の一つ。
古流
古流の「生花」セイカと呼びます。
三種類の形態を基本とし格式を重んじる生け花である。
自由活ける自由花もあります。
生け花をしたいんだけど結局どこの流派を選べば?
流派の選択は好みです。笑
実際にオススメするよりも生け花は自分の感性も大事だと思うのでまずは目星をつけた流派の展示会に行ってみることが手っ取り早く思います。
好きな作品が多かった流派がオススメでしょう。
展示会は各地で定期的にやっていますので調べてみるといいですね。
敢えて言うならば
芸術だったり斬新なものがお好きなら草月流。
理論や答えが欲しい方には未生流が個人的見解ですがオススメです。
費用
ピンキリですが
稽古代一回につき~¥3000
花代~¥2000
魅力
花と向き合うことで精神の統一を図ることができ、色に触れ合うことで自分の感性を奮い立たせることができます。
個人的には
自分の個性をそのまま表現できること、
自分の感情を作品にできること、
自分というものを作品を通して発信できること、
自分の好きなものが見えてくること、
そして心に余裕をもたせ、花で人をもてなす気持ちを育むことができます。
関連メディア
高嶺の花
石原さとみと銀杏BOYSの峯田和伸が共演したことで話題の作品
作中では月島流という華道の流派が出て来ます。
月島流という流派はありませんが、監修は草月流の方がやっております。
花戦さ
2017年に公開された野村萬斎主演の映画
上記で紹介した池坊の初代家元池坊専好が主人公で花を武器とし豊臣秀吉に挑む。
生け花の華麗さも目を引きますし、少し固いイメージの華道を題材にしながらコミカルにしあがっており、観ていてワクワク楽しくなる映画です。
百花日和
これは珍しい生け花が題材の漫画。
生け花学校の物語。
花に託した想いを感じてみてください。
まとめ
今回生け花に少し触れてみました。
生け花に興味をもってくれたら幸いです。
ぶっちゃけ花を活ける姿は男女問わず素敵です。
花は枯れるまで、いや枯れても美しいものです。
その花の魅力を少しでも感じてみてください。
さて、今日も花屋へ花を魅に。